爪水虫を知ろう!診断について

しっかりと検査することが重要です!

爪水虫はどうやって診断されるの?

爪の病気には、爪水虫と似ていて、間違えやすい病気がたくさんあります。
医療機関でしっかりと検査を行い、原因を調べることが重要です。

間違えやすい病気

カンジダ性爪真菌症

カンジダというカビの感染によるもの。多くが、爪の周りが赤くなったり厚くなったりする爪周囲の炎症を伴うカンジダ性爪囲炎だが、爪囲炎を伴わない爪のカンジダ症もある。

爪乾癬(つめかんせん)

爪が剥離したり、爪表面が点状に凹んだりする。爪全体が厚くなり混濁することもある。乾癬という疾患の部分症状としてみられる。

爪甲鉤彎症(そうこうこうわんしょう)

羊の角のように爪が指端を超えて縦方向に湾曲するもの。母趾爪に多い。靴の圧迫、外傷、爪水虫などによる爪床(爪の下の皮膚)の炎症や角化によって生ずる。趾先端部に何らかの隆起性病変が生じたために、爪の伸びが抑えられ、肥厚し湾曲したものと考えられている。

爪異栄養症(つめいえいようしょう)

爪の発育不全による変形で、種々の爪の変形が見られるが、自覚症状は通常ない。爪に点状陥凹を始めとする横溝、縦溝、裂け目など種々の変形が見られることがある。また種々の全身的基礎疾患によってみられることもあるが、局所、全身的に異常がみられない場合も少なくない。

外傷による爪の変化

爪をぶつけるなどの外傷により、爪が白く濁ったり、黒色に変色したりすることがある。

似ている病気がたくさんあるでござる。しっかりと診断してもらうことが重要でござる。

医療機関での診断の流れ

手順1

爪の採取

ニッパー型爪切りなどで、
菌がたくさんいる部位から
爪を採取します。

手順2

白癬菌の確認

顕微鏡で、採取した爪に菌が
いるかどうかを調べます。

先生が顕微鏡をのぞいているイラスト

監修:帝京大学医学部皮膚科主任教授 渡辺 晋一 先生